今回はQRコード生成APIでQRコードを表示する方法をご紹介します。
最近、NFCや音声入力などユーザの入力の手間を削減する技術は大きく進歩しています。ですがQRコードも手軽に扱えて認知度も高いのでまだまだ活用できます。
とはいえいざQRコードを生成しようとすると、生成サービスが殆ど無かったりPHPなどの実装が重かったりするので、それを一発で解決するAPIをご紹介していきます。
QRコード生成する方法
QRコードを生成する方法として有名なのはGoogle Chart APIですが、現在では非推奨となっているのでなるべく利用は避けたいです。その為今回は海外にて無料で公開されているAPIをご紹介します。
QR code APIでQRコードを生成する
では実際にQRコードを生成してみます。公式ページは以下。
使い方は非常に簡単で、imgタグのsrc属性にQR code APIのURLを入力しておくことで自動的に表示することができます。
<img src="https://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?data=イケてないコード&size=100x100" alt="QRコード" />
このコードは以下のように表示されます。
APIに対してパラメータを設定するだけで自動的にQRコードを作成してくれます。
QR code APIでQRコードをカスタマイズする
実際にQRコードを生成してみましたが、APIのパラメータを変更することでカスタマイズをすることも可能です。パラメータの詳細については以下のとおりです。
- data
- QRコードに含めるデータ。任意のテキストを渡します。
- size
- QRコードの縦横サイズを定義します。✕ではなくx(エックス)なので注意。
- format
- png,jpg,gif,svgなどの拡張子を指定します。
- bgcolor
- QRコードの背景色を指定します。fffや255-255-0、556B2Fなどの指定が可能。
- color
- QRコードの色を指定します。fffや255-255-0、556B2Fなどの指定が可能。
上記のパラメータを実際に使用してみると以下のようになります。
<img src="https://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?data=イケてないコード&size=100x100&format=svg&color=1d417a&bgcolor=f7f6eb" alt="QRコード"/>
最後に
いかがでしたでしょうか。QR code APIを使うことで簡単にQRコードを表示させることができました。パラメータに応じてカスタマイズも可能なので、サイトの雰囲気に合わせることもできます!
ポータルサイトや検索系のサイトなどで店の情報などをQRに埋め込んでおく、といった使い方もできるかと思います。頻繁に使うものではありませんが、覚えておくと便利なAPIなのでおすすめです!
コメント
これって商用利用は可能なんでしょうか?
コメントありがとうございます!
以下のような記述がありますので、おそらく問題ないと思います。